部門集計構造は、部門、中部門、および小部門という 3 つのレベルに基づいて構築されます。部門名には、各レベルで最大 75 文字と全てのレベルを組み合わせて最大 227 文字の名前を付けることができます。
部門集計構造は、要件によって異なります。部門は、1 つの階層構造または複数の階層構造で構築できます。たとえば、一番上の階層の部署 (部門) を 2 つの下位の課に分割することができます。
部門 - 一番上の階層の部門のみを 1 つ作成した場合、その部門に対して料金と通数を計上することができます。この部門には、下位の (中または小) 部門がないため、郵便料金の計上対象部門となります。
例
部門 - エンジニアリング
中部門 - 一番上の階層の部門に対して下位の部門 (中部門) をいくつか作成した場合、それらの部門が部門階層の最下層になり、郵便料金の計上対象となる部署と見なされます。
例
部門 - 技術部、中部門 - ソフトウェア課
部門 - 技術部、中部門 - 工業デザイン課
小部門 - 中部門に対して下位の部門 (小部門) をいくつか作成した場合、それらの部門が部門階層の最下層になり、郵便料金の計上対象となる部署と見なされます。
例
部門 - 技術部、中部門 - ソフトウェア課、小部門 - ソフトウェアテスト係
部門 - 技術部、中部門 - ソフトウェア課、小部門 - ソフトウェア設計係
部門 - 技術部、中部門 - 工業デザイン課、小部門 - グラフィック・レイアウト係
部門 - 技術部、中部門 - 工業デザイン課、小部門 - ユーザーフレンドリーテスト係
複数の層から成る部門を作成すると、それらの部門同士がリンクされます (部門 - 中部門、または部門 - 中部門 - 小部門)。それらの部門が 1 セットとなり、1 つの部門番号と 1 つのパスワードを持つ、1 つの独立した部門として扱われます。一番上の階層の部門の番号とパスワードが、作成された 1 つ目の中部門に継承されます。一番上の階層にあるこの部門に 2 つ目の中部門を追加するときには、別の部門番号とパスワードを持つ、リンクされた新しい部門のセットを作成します。
注:計上できるのは、部門階層の最下層の部門のみです。つまり、トランザクションはその部門にのみ計上できます。